模範解答以外はバツとなる!

学校のテストの採点についての考え方

○ もし授業で、文章中に出てくる順番に式を書いていたなら、単元テストでも、同じことが求められたと思います。お子さんのノートやドリルがどうなっているか、見て下さい。というのも、単元テストは、入試や検定と違い、授業でやったことができるかどうかを確認するものだからです。 ※授業でやった方式以外は認めないというスタンスですかね?

 

○ 私はテストは“授業で教えていた通りにできているかどうか”ではなく、“授業で扱った内容を理解しているかどうか”を評価すべきと思います。(保護者)  ※ 私も同感です。当たり前だと思いますが。

 

○残念でした。小学校低学年の間は知識を問うているのではなく、先生の教えたことをちゃんと聞いているか確認しているわけ。※主体的な学びはどこへいったのでしょう?生徒は先生の奴隷ですか?

 

○ こういう「自分が教えた方法で解くこと」に拘泥する先生というのはやっかいだけれど現実にいるので、塾の先生的には「学校では学校で習ったやり方で書いときなさい。そうすりゃ先生は喜んで君の成績を上げてくれるから」と割り切らせてる。※塾の方がまともとは!昔は逆だったのに残念だ


○ 教師の教えたとおりに解かなければいけないのなら、ガウスのエピソードは素晴らしいことではなく、ダメな例となってしまうのか?※全く、その通りです。今の学校は天才を潰してしまうだろう。多分、先生はガウスのことも知らないだろう。


○ しかし、この「習っていないからダメ」って風潮もなんとかならないもんかね。予習や自学を否定して、好奇心や向上心も知識欲も否定して、「おまえはその枠に収まっておけ」ってのはものすごい違和感。その方が管理しやすかったり、子どもが天狗になることを防げたりはするのかもしれないけども、デメリットが大きすぎやしませんかねぇ。「2年生で名前を漢字で書けるのか、偉いね」という先生や学校と、「習ってないから書くな、生意気な」というのと、どっちが子どもにとっていい環境なのやら。※学校で全てを教えられるわけではないのに!すべての学習をコントロールできると思っているのか?

 

○ 大切な点は、数学的に正しいか否かではなく、小学校教師が正しいと評価するか否かです。小学校教師もそうでない人も時間は有限です。小学校教師は数学者ではありません。とすれば、小学校教師は、クレームに対処できるように、マニュアルどおりの採点をするだろうということは理解できます。上記の問いは、数学的に正しいか否かではなく、行政に向けて発せられるべきものだと私は感じております。※小学校も専科が増えれば良くなる可能性があるということか。

 

模範解答と異なる式や、細かい指示に従わないものはバツとなる!
                                                                        

○親「700円の3割は、700×0.3じゃないと駄目ですか?」 
横浜市教育委員会「はい」  ※うそだとしか思えない!

 

親「公式を覚えていない子が、自分なりに一生懸命考えて、100円の3割が30円で、その7倍、として30×7としたら駄目ですか?」 ※ 素晴らしい考え方です!帰一法と名前までついている王道の考え方です。学校で教えない方がおかしいですね。

委員会「そのような考え方は否定しない。説明が書いてあればいい」


親「700×0.3なら説明不要、30×7や0.3×700は説明がないとバツ
委員会「そうなることが多いかと・・・」※なんと理不尽な!

 

親「そうすると、その都度自分なりに考えるよりも公式を暗記してあてはめた方が無難ですよね」「その都度理解して試行錯誤すると想定した式と異なる可能性が高くなり、バツになるリスクも高まる。だから公式を暗記する方向に誘導しかねない」という私の意見に対して

委員会「授業では考え方を大切にして、公式を導くまでを丁寧に教えている。」という。

公式を使う前提としてそういうのがあるから、公式を使うことに誘導していても、考え方を軽視することにはならないらしい。

※ 中学生には、700円の3割は、3×7=21で、あとは大きさだけと教えています。大事なことは、だいたいどれくらいかが、感覚で分かるようにすることです。1000円の5割は、1000÷2でOK。5割=半分と分かっていることが一番大事です。

 

○ 私の息子も直方体の体積を求めるテストで、似たようなケースでバツをもらってきた事があります。息子曰く、直方体の体積は縦×横×高さなので、この順番をきっちり守って式を作らないとバツだという事だそうです。※公式は、教科書にたまたま書いてある1種類のみが「神」だということになる。公式の意味を間違えて捉えている

 

○ 子供が小学校支給の算数の問題集を解いていて、途中のメモの式を消しゴムでいちいち消すと言う妙な癖がついているので、なんで消すの?と聞いたら、余計な式が残ってたら×にされるから、と言う答。いったい、どういう指導をしているのだろう? (途中式残してなかったら、検算もできないのに)

※計算の仕方は個人個人異なっても良いはずです。一律にしようとするからできなくなるのです。

 

○ 10×2+3を解く時に、10×2+3=20+3=23と書きなさいと言うと、これも×にされると言い張る。10×2+3=23と途中式を書いたらいけないんだ、と言い張る。ほんとにいったい、どういう指導をしているのか謎ですごく困る。

※ 途中式を書くように指示を出すなら分かるけどなあ?

 

○ うちの姪も全く同じことをして、同じことを言ってました。 どこまで理解できていて、どこで間違ったのか検証できないので、何回やっても同じ問題を間違えるんです。計算式をちゃんと残すように教えると「途中の式は書いちゃいけないんだもん」と。こんなことして何になるんだと呆れました。

※ノートに書いた計算を消す生徒が多いのは、こんな理由なのか?予想だにしない内容です。

 

○ 途中式を書いてないので宿題のやり直しを命じられたようですが、これは小数を分数に直す問題。例えば0.8であれば「0.8は0.1が8個分 0.1=1/10なので1/10×8=8/10」と全ての問題で書かないとやり直し。

※ 教科書の説明は、最初の考え方の説明です。解き方の説明ではありません。考え方を大切にするということを間違えて捉えています。色々な考え方を引き出すことが先生の役目であり、同じ方法で無駄に何回も書いても深い学びにもなりませんし、漢字の練習ではありません。