教師の器

採点から分かる教師の器の大きさ

○ 中2のときのクラスメイト(ヤンキー系/男)が、数学のテストでやった回答です。テストの内容は関数が主だったのですが、彼はグラフを書き込むためのマス目のスペースに、イラストロジックよろしくマス目を塗りつぶして花の絵を完成させました。回答はそれのみ。本来なら0点。しかし先生(40代・男/ちょっぴり怖い)が「美しい」との理由で2点を与えてました。彼は回答が分からなかったから、ただ0点取るよりは…とウケ狙いでやったんでしょうけど、本当にそんな事をやってしまうのはすごい。でもそれで点を与えた先生ももっとすごい。(AyumiPPEさん)

 

○ 私の友人の話です。「江戸幕府八代将軍の名は?」の設問に「暴れん坊将軍」……。本人曰く、どーしても「吉宗」という名前が出てこなかったらしいです。戻ってきた答案用紙には三角がしてあり、「間違いではない」と書いてあったそうです。良い先生だ。(yumgyumgさん)

 

「先生、本当にこれを正解に?」答者の柔軟な発想と先生の採点にほっこり!

 

 恐らく「ふえるとなんわですか」という問題から、1羽(1匹)を自分で描き足したとみられる次男くんですが、なんと先生はこの回答を正解と判断。最終的に次男くんは100点をもらったのでした!すごい!
 これには母である高川さんも「『先生、本当にこれを正解にしてくださっていいんですか…柔軟すぎませんか…?』と申し訳なく思いました」とビックリ。またリプ欄でも「多分先生も “ふふっ”ってなりながら採点してる」「多分頭のいい子で、元々の問題は当たり前過ぎでつまらな過ぎなので、自分でひねりを入れたのだと思う」などの意見が集まった他、次男君の絵がうまいという声もたくさん集まりました。次男くんには子どもならではの柔らかい発想と絵心を持ち続けて欲しいですね……!

※この子はふえる鳥と、くわえる金魚がすでに書いてあるとは思わなかったのだと思います。

生徒のユーモアを理解してくれる先生ですね