引き算するときにどんな計算しているか考えたことありますか?

1パック10こ入りの卵が1パックとバラの卵が5こあります。卵を7こ欲しいといわれたら、あなたはどう渡しますか?自分の考える方法で、卵がいくつ残るかを計算してみましょう。

あなたの考え方は、次の2通りのどちらに近いですか?
A:とりあえず、バラの5こから渡し、足らない分をパックを開いて渡す
B:10こ入りのパックを開いて7こ渡す
内容を式で表してみると
A: とりあえず、バラの5こから渡すと、 不足分は7-5=2。あと2こ必要なので、 足りない2こは、パックを開いて渡せば良い。なので、残った卵は、10ー2=8。

 B:10こ入りのパックを開いて7こ渡すと、パックの中に残っているのは10-7=3。バラの5こを足して、残った卵は、3+5=8。

 私は、A の方法(減減法と言われている)で計算をしていました。どうしてその方法になったか定かではありません。私の頭の中を覗いてみたら、A方式で、まわりと違うと気がついてビックリした記憶があります。

例えば35-7なら、5から7は引けない。足らないのは2。足らない2を10から引くので8。答え28としていました。頭の中で、2足らないから8と計算していました。2と8は、たすと10になる組合せなので簡単だと思います。
 
 教科書はB方式(加減法と名前がついている)です。例えば、35-7なら、10-7=3と計算し、3+5=8で、答え28となります。また、15-7=8で28と計算する場合もあるようです。
ただの計算なのですから、どんな方法でも、自分が分かりやすい、やりやすい方法で計算すれば良いはずなのです。一番問題となるのは、計算方法ではなく、計算途中の経過の書き方を指示したり決めてしまうことです。35-7なら、3を斜線で消して2と書くとか、10や15と書くとか、ビックリするのは斜線の方向まで指示してきます。計算するには必ずしも必要ではなく無駄なことを覚えなくてはいけません。必要だと思う人だけ、書きたいと思う人だけ書けば良いことです。 
 
 一度4年生に、この2つの方法を比べて教えるチャンスがありました。すこし経ってから、別の内容だったのですが、子供が、「この間○○先生に習った簡単な引き算を使うと……」と手を上げて発言してくれたのにはビックリしました。子供の吸収力は凄いと感じました。
 
<基礎・基本を身につける>  
・「引く」という作業をすると,「減る」,「少なくなる」,「いくつかなくなった」,「全部なくなった」,「足らなくなった」とかが分かれば良いので, 内容を無駄な言葉を使って、分類する必要はないと考える。
<自ら進んで学習できる子ども>
・引き算をして減った状態を,自分なりに数えることが出来れば素晴らしいと思う。
・与えられた方法ではな、自分にとって分かりやすく、やりやすい方法で計算しても構わないと伝えて欲しい。
<主体的・対話的で深い学び>
・友達の計算方法を聞いて、お互いの考え方を理解できると素晴らしいと思う。